(ほっかいすいどうじんのひ)
酔道人は長戸呂の野村家に生まれ、江戸後期の文人画家として活躍しました。名は瀰(ひろし)、字は長江、北海酔道人・芳洲北荷園はその号です。
幼いころから画才を発揮していましたが、新潟の画人・芳明によって見いだされ、その教えを受けました。その後、江戸に出て、文人画の発展に貢献した谷文晁(1763〜1840)などについて学び、画家として大成しました。さらに画業を究めるため、家督を弟に譲って出家し、奥羽、佐渡と各地を遍歴しました。
晩年は郷里の長戸呂に戻り、山水花鳥画にすぐれた作品を残しました。1858(安政5)年、77歳で亡くなりました。
碑は、酔道人の甥の野村弧村等によって1881(明治14)年に建立され、撰文は漢学者として著名な佐渡の円山溟北(まるやまめいほく)(1818〜1892)によるものです。
所在地/開催地 |
新潟市北区長戸呂777(長安寺境内) |
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