「新潟で一番好きな季節は?」と問われたら迷わず5月と答えます。穏やかな気候が続き、まちは新緑と咲き乱れる花々でいろどられ、新潟が最も輝くのはこの時期ではないでしょうか。いきおい、家の中に閉じこもっているのがもったいなくなります。
昨年受診した人間ドックで、見事にメタボリック症候群と診断されました。保健師から半年間の減量を言い渡され、一念発起し始めたのが、毎日1万歩を目標としたウオーキングです。
平日は通勤時を利用し、休みの日は少し時間をかけたっぷり汗を流し、あわせて食事(特に飲酒)にも気をつけた結果、半年間で目標を大きく上回る約7キログラムの減量に成功しました。
初めてのダイエットで結果が出せたことももちろん嬉しかったのですが、歩く楽しさを知ったことも思わぬ収穫でした。
これまで見慣れていた通りも、歩くたびに新たな発見があります。また、いつものコースを外れ知らない小路に入れば、「小さな旅」気分に浸れることもわかりました。
街路樹や垣根越しの庭木で季節の移り変わりを感じたり、すれ違う子どもたちやペットの表情に思わず癒されることも度々です。歩くというのは健康に良いだけではなく、いろいろな楽しみをもたらしてくれます。
まち歩き(えんでこ)の参加者に配布するえんでこマップ
中央区には、昔と今が同居する魅力溢れる宝物が眠っています。区では、こうした宝物を歩いて巡っていただこうと「まち歩き(えんでこ)」を実施しています。昨年度は、約750人の方に参加していただきました。今年度はいよいよ前期分が5月19日から7月7日までの毎週土曜日に開催されます。『下町お店巡り「うんめいもん」コース』や『沼垂史跡寺社コース』など全16コースは、どれも魅力あふれるお勧めコースばかりです。
中高年齢層の間で登山やハイキングなどがブームになっているそうです。もちろん、日常を離れ自然に親しむことはとてもいいことですが、もっと手軽に楽しめる「まち歩き」も捨てたものではありません。区民の皆さんも、今年はぜひ「まち歩きの楽しみ」を味わってみてはいかがでしょうか。
平成24年5月1日
中央区長 仁多見 浩





