新潟市 新潟市の環境 佐潟 ラムサール条約
ラムサール条約湿地「佐潟」

■■ ラムサール条約 ■■

 正式名称を「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といい,1971年にイランの地方都市ラムサールにおいて締結されたことから,通称「ラムサール条約」と呼ばれています。 水鳥たちは,国境を越えて渡りをするものが多く,例えば,コハクチョウは,夏にシベリアで繁殖し,冬には,南下して日本に渡ってきます。日本での中継地としては,北海道のクッチャロ湖,ウトナイ湖などがありますが,その後,その大半が,南下し,伊豆沼・内沼(宮城県),猪苗代湖,佐潟をはじめとした新潟平野の湖沼などに渡ってきて,そこで越冬します。また,一部はさらに南下し,中海(島根県)で越冬するものもいます。
 これら中継地や越冬地の湿地が失われてしまうと,ハクチョウたちは,渡りのルートを変更しなければなりません。極端な場合には,ルートそのものが成り立たなくなってしまいます。
 このように,湿地は,渡りを行う水鳥たちにとってかけがえのないものです。そのため,特に繁殖地,中継地,越冬地などの水鳥の生息地として重要な湿地については,国際的に保全していかなければなりません。
 ラムサール条約は,その目的のために多くの国が締結している国際条約です。
 この条約では,それぞれの加盟国が,国内法で登録湿地を保全することを義務づけていますが,この条約における湿地保全の基本原則は,湿地をたんに保護地域に定めて人々の立ち入りを禁止するなどの保存施策を実施するだけでなく,湿地の生態系を維持しながら,湿地の有形・無形の資源を持続的に利用・活用する「賢明な利用」(ワイズユース)に基づいております。
 条約加盟国は,2006年3月8日現在,約150カ国,国際的に重要な湿地として登録された湿地は,1,591湿地,約1億3,400万ヘクタールを数えています。

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コハクチョウの渡りのルート
コハクチョウの渡りのルート
●日本国内の登録湿地

 日本は,釧路湿原を登録湿地として,1980年に条約に加盟し,順次条約湿地を増やしてきましたが,1996年3月に条約湿地となった「佐潟」を含め,現在の日本国内の条約湿地は,以下の37カ所となりました。

条約湿地名 所在地 条約湿地名 所在地
名蔵アンパル 沖縄県 18 佐潟 新潟県
慶良間諸島海域 沖縄県 19 蕪栗沼・周辺水田 宮城県
漫湖 沖縄県 20 伊豆沼・内沼 宮城県
屋久島永田浜 鹿児島県 21 仏沼 青森県
藺牟田池 鹿児島県 22 宮島沼 北海道
くじゅう坊ガツル・タデ原湿原 大分県 23 雨龍沼湿原 北海道
秋吉台地下水系 山口県 24 サロベツ湖 北海道
宍道湖 島根県 25 クッチャロ湖 北海道
中海 島根県
鳥取県
26 濤沸湖 北海道
10 串本沿岸海域 和歌山県 27 ウトナイ湖 北海道
11 琵琶湖 滋賀県 28 釧路湿原 北海道
12 三方五湖 福井県 29 厚岸湖・別寒辺牛湿原   北海道 
13 片野鴨池 石川県 30 霧多布湿原 北海道
14 藤前干潟 愛知県 31 阿寒湖 北海道
15 谷津干潟 千葉県 32 風連湖・春国岱 北海道
16 尾瀬 福島県
新潟県
群馬県
33 野付半島・野付湾 北海道
17 奥日光の湿原 栃木県

国内ラムサール条約湿地マップ 谷津干潟 佐潟 伊豆沼・内沼 片野鴨池 琵琶湖 藤前干潟 漫湖 ウトナイ湖 宮島沼 釧路湿原 クッチャロ湖 霧多布湿原 厚岸湖・別寒辺牛湿原 条約湿地リンク


●ラムサール条約登録湿地関係市町村会議

 ラムサール条約登録湿地関係市町村会議は,ラムサール条約登録湿地の適正な管理に関し,関係市町村間の情報交換及び協力を推進することによって,地域レベルの湿地保全活動を促進することを目的として,設立されました。
 現在33湿地の関係66市町村が加入しています。
 本会では,ホームページを閲覧される皆さんに,各条約湿地に関する情報をわかりやすく提供するため,本会に加入する市町村の該当ホームページにおいて,相互リンクを張っています。


お問い合わせはこちらへ
新潟市環境部環境政策課自然保護係
TEL:025-226-1359 FAX:025-230-0467
E-mail kansei@city.niigata.lg.jp


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