ガイドライン2010 心肺蘇生法がよりわかりやすく、そして赤ちゃんから大人に対して共通の流れで行えるように変わりました。
もしあなたの目の前に「反応のない人」がいたら、勇気を持って胸骨圧迫などの処置を開始しましょう。
1 救命の連鎖 |
| 急変した傷病者を救命し、予後を良好なものに導くために必要となる一連の行いを「救命の連鎖」といいます。 |
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| 救命の連鎖の一つ目の輪は、「心停止の予防」。二つ目は、「心停止を早く認識し、速やかに119番通報をおこなう」。三つ目は、「一次救命処置(心肺蘇生法とAED)」。四つ目は、「二次救命処置(救急救命士や医師による高度な救命医療)と心拍再開後の集中治療」です。 この救命の連鎖を速やかに、そして途切れることなくリレーさせることが救命率を高めます。そのため最初の三つの輪は、市民の皆さまの手によって行われることが重要です。 反応がない人を発見したら、その場に居合わせたあなたがすばやく心停止に気づき、119番通報を行い、心肺蘇生法を実施し救命のリレーをスタートさせてください。 |
| 子供に多い心停止の原因=ケガ・溺水・窒息など。 | 多くの不慮の事故は、大人が気をつけてあげることで予防することができるものです。不慮の事故による心停止を未然に防ぐことが何よりも大切です!! チャイルドシートの着用・トイレットペーパーの芯に入ってしまうような小さなものを赤ちゃんに与えないなどの予防策を。 |
| 成人の突然死の原因に急性心筋梗塞や脳卒中があります。 | 急性心筋梗塞や脳卒中は生活習慣病ともいわれています。突然死の予防として、生活習慣病のリスク(喫煙や食事など)を低下させることが重要です。 また急性心筋梗塞や脳卒中の初期症状に気づいて救急車を要請することで、心停止に至る前に医療機関で治療を開始することが可能となります。 |
(1)反応を確認![]() 肩をたたきながら呼びかけます。 反応があれば、観察を続けます。 |
(2)119番通報とAEDの手配![]() 反応がなければ、助けを呼んで119番通報とAEDをもってきてもらうよう伝える。 |
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| (3)呼吸を確認 |
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![]() 普段どおりの規則正しい呼吸(正常な呼吸)かを口元、胸、おなかを見て観察する。正常でない呼吸は呼吸停止と判断し、すみやかに(4)の胸骨圧迫を実施します。 口をパクパク動かせる・顎が動いているだけ・しゃくりあげるような仕草は、一見すると呼吸をしているように思えますが、有効な換気ができていませんので呼吸停止と判断してください。 |
![]() 正常な呼吸があり、反応がない場合は、回復体位をとって観察をおこないながら救急隊の到着を待ちます |
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| (4)胸骨圧迫をおこなう | |||||
![]() ・強く(成人は少なくとも5センチ程度、小児・幼児は少なくとも胸の厚さの3分の1程度沈む強さ) ・速く(少なくとも1分間に100回の速さで) ・絶え間なく |
![]() 胸の真ん中(胸骨の下半分)に手の付け根を当て、もう片方の手を重ねる |
![]() 小児・乳児の場合 |
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| (5)人工呼吸を2回実施 | |||||
![]() ・頭部後屈あご先挙上法で気道確保をする。 |
![]() ・傷病者の胸が軽く上がるくらいの息の量で約1秒間かけて吹き込む。 |
![]() ポケットマスクを使うときは、マスクを顔に密着させて吹き込んでください。 |
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| (6)胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組み合わせ(心肺蘇生法)を絶え間なくつづける。 |
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心肺蘇生法の中止は、以下の場合のみです。 ・傷病者が普段どおりの呼吸を始める ・目的のある仕草が認められる ・救急隊の指示がある |
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4 AEDが到着したら |
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| (1)AEDの準備 | |
![]() AEDが到着したら、すぐにAEDを使う準備に移ります。AEDを傷病者の頭の近くに置くと操作しやすくなります。 |
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| (2)AEDの電源を入れる | |
![]() AEDの電源を入れる。 (写真はボタンを押して電源を入れるタイプです。) |
![]() 機種によって、電源ボタンを押すタイプと、ふたを開けると自動的に電源が入るタイプ(電源ボタンがない)があります。 |
| (3)電極パットを貼り付ける | |
![]() 電極パットに貼る場所が描かれているので、絵のとおり貼付してください。 |
![]() 小児、乳児の場合 |
(4)パットのコネクターをAED本体へ差し込む。![]() 点滅しているソケットに、パットについているケーブルのコネクターをしっかり差し込みます。 |
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(5)AEDが心電図の解析![]() 「体から離れてください。」というメッセージとともに、AEDが自動的に心電図の解析をおこないます。 周囲の人に離れるように伝え、誰も傷病者に触れていないか確認します。 |
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| (6)除細動メッセージが流れたら、ショックボタンを押す | |
![]() 周囲の人にも傷病者から離れるよう伝え、誰も触れていないことをもう一度確認します。ショックをおこなうように音声メッセージが流れたら、ショックボタンを押して電気ショックをおこないます。 |
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| ※注意点 AEDから「ショックは必要ありません」などの音声メッセージが流れた場合、ただちに心肺蘇生法をはじめてください((7)の流れに進む)。 AEDは電気ショックが必要な心電図かどうかの判断をします。ショックが必要ない心電図であっても、「普段どおりの呼吸がある」もしくは「目的のある仕草が見られる」まで心肺蘇生法を続けます。 |
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(7)ただちに胸骨圧迫から心肺蘇生法を始めてください。![]() 疲れてくると胸骨圧迫の効果が下がります。適宜交替しましょう。 |
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| (8)AEDは2分おきに自動的に心電図解析をはじめます。 その都度、「体から離れてください」などの音声メッセージが流れます。 その後の流れは上記「AEDが到着したら」の(5)から(7)の手順を繰り返してください。 |
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5 人工呼吸について |
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| 胸骨圧迫に比べ、人工呼吸は練習が必要な手技となり、実際の場面では上手にできないことも少なくありません。もっとも重要な胸骨圧迫の再開を遅れさせないために上手くできた場合もできなかった場合も、2回の吹き込みを試みた時点ですぐに胸骨圧迫を再開します。 また口対口人工呼吸による感染例は少ないものの、手元にあれば感染防護具を使うようにしましょう。 |
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6 応急手当講習会を受講しましょう!! |
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| 「1 救命の連鎖」でも説明しましたが、「予防」「早期認識と通報」「一次救命処置」は市民のみなさんの手によって行われてることが重要です。あなたの周りの大切な人がもしもの時のために、応急手当講習会を受講しましょう。 消防局において各種講習会を開催しております。 普通救命講習会の開催については、こちらをクリックしてください。 また団体での講習会開催を希望される方は、最寄の消防署までご相談ください。 最寄の消防署一覧は、こちらをクリックしてください。 |
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応急手当に関するお問い合わせは、
消防局救急課 TEL 025(223)0299まで
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